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DAIGO PET CLINIC

狼爪(ろうそう)とは?

こんにちは☀️

前回はお爪の話をさせていただきました😊 ✨
今日はその続きで『狼爪』のお話をしようかと思います🐾

まずなんて読むの?って思いますよね😂
『狼爪』と書いて『ろうそう』と読みます❣️

ではその狼爪はいったいどのお爪のことなのか

おうちの子たちの前肢にご注目を‼︎

地面につく肉球から生えているお爪からは少し離れた、内側上の方にお爪があるのわかりますでしょうか❓
それが狼爪です‼️
その狼爪が動物さんたちにとっての第一指なんです😳

はじめて目にするとなにこれ⁉️って思う方もいらっしゃるかと思いますが、先祖からの名残りなので異常なことではありません😊ご安心を☺️

前肢に狼爪がある子がほとんどですが稀に後肢にもある子もいます🐾ですが、昔は使われていた後肢の狼爪はだんだん使われることがなくなり退化して最近の子たちには生まれつきない子が多いんです🥺
うちの子前肢にも狼爪ないよ‼️っていう子もいるかもしれません😳
それは生まれつき生えていないか、または生まれてすぐ切除されていることが多いです😢
切除される理由としては、わんちゃんたちにはスタンダードといわれる基準がありそれに合わせるため、つまり美容目的のための切除が昔から行われています😖
近年ではそういった美容目的の切除に関して動物愛護の視点から議論されており、切除しないというところも多くなっているので、最近の子たちには狼爪のある子が多いです😊

この狼爪ですが、他の爪に比べて伸びるスピードが早いんです😳
のお爪は歩くときに地面と多少擦れるためわたしたちの気づかないうちに削れてることがあるのですが、狼爪は地面から離れているため削れることがありません🙅‍♀️
なので他のお爪より伸びるのが早いんです😳

狼爪を確認せず他の爪を見てまだ伸びてないから爪切りは大丈夫だね〜なんて放っておいてしまうと、狼爪だけ知らないうちにどんどん伸びてしまい最悪の場合狼爪の肉球に刺さってしまいます😣💦
あとは伸びすぎて何かに引っ掛けて折れてしまうことなども…

毛の短い子たちで普段から狼爪の状態がわかる子はまだ確認しやすいですが、毛が長く隠れている子たちはこまめにチェックしてあげましょう🙆‍♀️
ペースとしては爪切りを嫌がらない子たちは月1程度、苦手な子たちでも2〜3ヶ月に1回は切るようにしてあげましょう‼️

ダイゴペットクリニックまたはサロンにて爪切りのご予約も可能ですのでお気軽にご来院ください🥰