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DAIGO PET CLINIC

肛門腺は定期的なケアが必要です◎

こんにちは🍂

11月ももうすぐ終わりに近づき、もうすぐ12月ですね〜🙄
1年があっという間すぎて毎年驚いております🫣
寒くなったのでお腹しっかりぽかぽかにして寝ないとですね😴

そういえば、シャンプーやトリミングで預かる際、セットの中には何が入ってますか〜❓って聞かれることがよくあるんです😌
そのとき説明すると、初めてわんちゃんやねこちゃんを飼われる方は知らないことの多い【肛門腺】

名前は知ってるよ〜❣️っていう方もいるかと思います😊
じゃあそれってなんなのか🙄‼️についてお話ししたいと思います☺️✨

名前の通り肛門の近くにあるものなのですが、目で見ることはできません🙅‍♀️

肛門腺とは肛門の左右にある器官のことで、肛門腺には肛門嚢という袋がついています😌
そしてその袋の中に分泌物が溜まるんです‼️(ちなみに分泌物とってもくちゃいです🥺笑)

分泌物のにおいや見た目はみんなそれぞれ違うので、マーキングに使われたり、
初めて会う子同士の挨拶の際その分泌物のにおいを嗅ぎ合うのに使われたりしています👃

昔のわんちゃんたちは敵に遭遇した際、その分泌物を噴射することで身を守ったり、自分のテリトリーを示したりと肛門腺には役割がありました😌
そしてその頃の子たちは、自分たちで分泌物を外に出すことができてました‼️

ですが野生の頃とは違い、今は人と暮らす子が多く敵がいなかったり、テリトリーを示す必要がなくなりました😯
本来なら、うんちのときに一緒に出るはずの分泌物を出すための筋肉が発達せず、自分たちで出すことができない子が増えてるんです🐶

特に小型犬の子たちは出せない子が多いんです😣
なので人の手でその分泌物を絞って出してあげるというのがシャンプーやトリミングのコースには含まれております☺️

ではなぜ絞って出してあげないといけないのか…🙄

絞らずにずっと放置してしまうと肛門嚢にどんどん分泌物が溜まり、そこで菌が繁殖して炎症を起こしたり、
肛門嚢が破裂してしまう病気のリスクがあるんです🙄‼️

知ってましたか⁉️😣
そうなったらその子たちはとっても痛い思いをすることに😭💦

そうならないためにも定期的に絞ってあげることが大切です🙆‍♀️
ペースとしては1ヶ月に1回が理想的ですが、分泌物の溜まるスピードには個体差があるためその子たちに合わせてあげるのが1番で☺️

目に見えないのに判断できないよ…って思いますよね🫣
実はわんちゃんたち、ちゃんと教えてくれてるんです‼️

例えばお尻をやたらと気にして舐めていたりだとか、床に擦り付けて歩くお尻歩きをしていたりとか…
そういった仕草をする場合、肛門腺が溜まっていることが多いんです😯‼️

そういう仕草を頻繁にするようなら病院やサロンで絞ってもらいましょう🙆‍♀️

ただし、そういった仕草をしない子もいるかと思いますし、逆に癖になっていていつもやってるなんて子もいます💦

その場合は、病院やサロンで絞ってもらったときに分泌物の溜まり具合を聞いてみるといいと思います👂
たくさん溜まっていたのであれば絞る間隔を短くしたり、
そんなに溜まってなければ自分で出せている可能性があるのでそのままの間隔か少し延ばしてみたり…

間隔がわからなければ先生や看護師さん、トリマーさんに聞いてみるのもいいと思いま😊✨

わからなければぜひご相談ください❣️

おうちの子に合わせたケアをしてあげましょう〜🙆‍♀️💕